
株式会社又吉コーヒー園 代表取締役
【JC歴】
LOM
2017年 人the愛拡大委員会 委員
2018年 まち創造委員会 副委員長
2019年 総務委員会 副委員長
2020年 ワンチーム総務委員会 委員長
2021年 副理事長
2022年 専務理事
理事長所信
- 2023年度 LOMスローガン
行動力。~やんばるから起こす時代の波~
-
はじめに
「又吉はどういったプロゴルファーになりたいんだ?」
「大事なのは優勝回数でも獲得賞金でもなく、プロとして試合に出場し続けて少しでも長い年数第一線にいることが本当のプロだ。」
私が20代半ばにプロゴルファーとして走り出す際にかけて頂いた言葉で、当時の私には優勝して大会の歴史に名前を残すことと、より多くの賞金を稼ぐことが成功の形と考えていたため、長く第一線に居続けることを深く考えていない時でした。
今、当時の言葉の意味が強く胸に刺さります。
1965年6月19日に沖縄で4番目のLOMとして誕生し、2023年に58年を迎える名護青年会議所は、20歳から40歳までの品格ある青年が地域の明るい豊かな未来を目指して活動を行っています。卒業年齢が決まっているからこそ常に若者が入会し続けなければ組織が存続できない中で、58年にも渡る長い年月地域に存在し続けています。時代の変化は凄まじく、激動の時代にも地域に求められる活動と時代に則した運動がこれまでの歴史を紡いで来たと信じています。
2023年は先輩諸兄が紡いでこらえた名護青年会議所の運動を広く展開していきます。自治体の線を越え、やんばるを1つの地域と捉えて活動し、名護青年会議所の認知を高めていきます。名護市以外の会員が増え、多種多様な視点で意見を言い合える組織となることが持続可能な組織へと昇華していくと信じて。
・青少年育成「又新」委員会
コロナで止まっていた児童交歓事業が2022年度に再開し、時計の針が再び動き出しました。48回を迎える名護・滝川児童交歓会は、2022年度受入から始まりました。交歓事業は2月の派遣が大きな節目となります。6年生が受ける滝川の印象を想像しながら最大限の学びと刺激でリーダー育成の一助にしていく事業構築を期待します。
ひとづくりはまちづくりです。やんばる地域の発展にこれからの時代に則した青少年育成事業を通して地域の発展に貢献できるよう、これまで以上の広い視野と自由な発想を展開し、やんばるから時代の波を起こしていきましょう。
・やんばるまちプロジェクト委員会
名護青年会議所の定款に管轄地域は伊平屋、伊是名を含む北部12市町村とあります。しかしながら名護市以外の会員が入会することは非常に少ないことから、名護市以外の町村へも運動を起こし名護青年会議所の認知と活動を周知していきましょう。
コロナ禍で人との交流が避けられていた年月ですが、少しづつ交流が戻ってきました。近年は人材確保の厳しさや業務効率化から非接触型のサービスと無人化の潮流もありますが、人は人を求めると考えています。そのため、人と人とが交流する機会を作り、活気と温もりあるやんばるを起こしていきましょう。
・総務我流委員会
名護青年会議所の屋台骨であることに間違いなく、総会及び理事会の運営が無ければこの組織の存在は無くなります。円滑な運営を行い、骨太の組織を作り上げていくことに注力することを望みます。また、組織というのは個の集合体であり、組織力向上のため個人の資質向上にも努め、学びのある例会の開催や地区・ブロックが開催するセミナーへ参加を熱望する施策の展開を期待しています。他業種、役職の違う人材が揃う青年会議所であるからこそ、アンテナを張りユニークな設えで楽しい組織運営を楽しみにしています。
・名護青年会議所60周年及び名護・滝川児童交歓事業50回記念に向けての準備室
2025年に名護青年会議所は創立60周年を迎える節目となります。
60年の歴史を振り返る機会ととらえ、設立当時の話や想い、まちの変遷を先輩諸兄のもとへ出向き、記録に収めることをします。当時の活動内容やまちの課題、社会現象から現在とは違った課題が浮き彫りになると考えられます。そこから見えるJC運動の本質を現役メンバーやまだ見ぬ未来のメンバーに記録を残していく必要があります。
・結びに
私はプロゴルフテストに3度失敗しています。3度目の受験後、すぐに結果報告を上司に行いました。そうすると、本気で泣いて悔しがっている上司が電話の先にいました。私はこれまでも真剣にゴルフに向き合い練習にも取り組んでいましたが、全てはテストに合格し、活躍することを夢見ていました。この時の私は、自分のために頑張っているちっぽけな人間でした。
最後の1回と決めた4度目のテストは電話先で泣いてくれていた上司の涙を喜びの涙に変えるためだけに日々練習を行い、ゴルフに向き合っていきました。念願叶い、翌年は喜びの涙を電話口から聞き取ることができた時は、私自身これまでにない喜びを感じました。
人が行動を起こすとき、何のために誰のために、という点が重要とされるのではないでしょうか。もちろん自分のために動くことも大きな原動力を生むことができますが、より大きな力は誰かのために動く時ではないでしょうか。我々の事業も見えない誰かのために一生懸命議案書を作り、形を成していくことでしょう。
2023年、やんばるが笑顔溢れる地域となるため、まだ見ぬ事業の参加者の笑顔を思い浮かべながら、ここに所信として記しています。
私自身、59年の歴史を紡ぐ者として先輩諸兄のこれまでの活動に敬意と感謝を表し、1年間の務めを果たしていくことをここに誓い、2023年度の理事長所信とします。
【基本方針】
- 「明るい豊かな社会の実現」を理想とし、「自己への修練・社会への奉仕・世界との友情」を踏まえ、笑顔溢れる活力あるJC活動・運動を行います。
- 相手を尊重し、気づき、会員相互に学ぶ自己成長を目指します。
- JC活動・運動に誇りを持ち、対外に向けて積極的にPRを行います。
- 一般社団法人格制度に則った事業の計画・運営・会計を行います。
- 地域における他団体との交流と事業への参画を行うと共に、情報交換の推進を行います。
- 沖縄地区協議会・ブロック協議会との交流と事業への参画を行います。
7. 北部12市町村へ認知と周知を行い、当該地域の若者を事業へ積極的な参加を促します。
- その他名護青年会議所が推進する事業への参画を行います。
【事業方針】
1. 名護さくら祭りお祭り広場の運営 【全体事業】
2. 名護・滝川児童交歓会派遣事業の企画運営。【青少年育成「又新」委員会】
3. 第48回名護・滝川児童交歓会受入事業の企画運営【青少年育成「又新」委員会】
4. OBとの協力関係の強化へ繋がる周年事業の企画運営【総務我流委員会】
5. 総会及び理事会の企画運営【総務我流委員会】
6. 会員相互に繋がり、資質向上となる例会の開催【総務我流委員会】
7. GO!GO!三輪車レース2023の企画運営【全体事業】
8. 人財事業の企画運営【青少年育成「又新」委員会】
9. やんばる交流事業の企画運営【やんばるまちプロジェクト委員会】
10. まち活性化事業(まちコン等)の企画運営【やんばるまちプロジェクト委員会】
11. やんばるの未来が希望溢れるフォーラムの企画運営。
12. 各委員会独自の魅力ある委員会事業の企画運営【各委員会】
【三役会】
1. 沖縄地区協議会・ブロック協議会への積極的な協力。
2. 名護青年会議所60周年事業の準備室の設置。
【事業計画】
【総務我流委員会】
1. 例会及び諸会議、理事会の円滑な運営
2. 新旧役員離就任式・総会・納会の企画運営
3. 会員データの整理・基本資料の作成
4. ホームページの更新・SNSを活用した積極的な情報配信
5. 地区・ブロック主催事業への積極的参加誘導
6. 会員の資質向上事業の企画運営
7. 委員会のユニークな事業の企画運営
【青少年育成「又新」委員】
1. 名護・滝川児童交歓会派遣事業の企画運営
2. 第48回名護・滝川児童交歓会受入事業の企画運営。
3. 修了式の企画運営。
4. 委員会独自事業の企画運営。
5. SNSの積極的情報配信。
6. 事後研修・保護者説明会の実施。
7. やんばる地域へ視野を広げ、地域の人材育成となる事業の企画運営。
【やんばるまちプロジェクト委員会】
1. やんばる交流事業(フェスティバル)の企画運営。
- まち活性化事業(まちコン等)の企画運営。
3. やんばるの未来が希望溢れるフォーラムの企画運営。
4. 他団体・組織との交流。会員を巻き込みながらの参画を推進。
5. やんばる各地域との清掃活動を通しての積極的な関り。
6. SNSの積極的情報配信。
7. 委員会のユニークな事業の企画運営。
【名護青年会議所60周年及び名護・滝川児童交歓事業50回記念に向けての準備室】
1. 60周年に向けた記憶と記録の収集。
2. 60周年記念事業の柱となる事業の議論及び調査。